本日の当事者部会では、堺市にある１２の地域活動支援センターの事業者の方々をお招きして、当事者部会委員との交流会を行いました。障害者総合支援法では、「地域活動支援センター」とは、障害者等を通わせ、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進その他の厚生労働省令で定める便宜を供与する施設であると定義されていますが、 実際に活動内容などをお聴きすると、障害のある人が、就労や作業を目的にしない、ふらっと立ち寄ってもらって地域と繋がることができる場所として地域の人々も巻き込んでいろいろな活動をしているとのことでした。ただ、当事者部会委員のほとんどからその存在や活動について知らないという意見があり、今後の広報や周知のあり方についての課題が明らかになりました。ただ、今回のような交流会もお互いの理解のために役立つと実感しました。

当事者部会では、研修会やイベントの企画を担当しています。

ホームヘルパーさんやグループホームスタッフの研修も、当事者部会のメンバーが講師にもなっていろいろお話しています。

この写真は、グループホームの入居者を対象にした交流会の様子です。

ホームによって、ずいぶん生活の様子は違っていることがわかりました。

特に、知的障害者のグループホームでは、鍵をもたせてもらえないところが多かったことに、精神障害者の人たちが「おかしいよー」と言っていました。

どのホームでも、入居者の皆さんは結構気をつかっているみたいでした。

スタッフ研修も大事ですが、やっぱり住んでいる人の思いを大切にしないといけないと、部会のみんなで確認しました。「住みたいなあ」って思えるホームが堺で増えていくといいです。

参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました