堺市障害当事者部会のブログ

昨年に続き地域(若松台校区)の防災訓練に参加しました。

カテゴリー:イベント / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2026.05.20

昨年に続き地域(若松台校区)の防災訓練に参加しました。

3月8日(東日本大震災は、2011年〈平成23年〉3月11日(金)14時46分18秒発生)の日曜日に合わせて、地域の防災訓練がありました。

東日本大震災は地震の規模も凄まじく、その後の津波の恐ろしさをまざまざと見せつけられました。映像越しではありますが、川を遡上する津波、東北のリアス式海岸沿いの漁港や街が飲み込まれていく様子を、現地の人々はただ見詰めるしかなかった様子が印象に残っています。

前回に続き、今回も防災訓練に参加しました。今回は、発災時のシェイクアウト訓練(とっさに姿勢を低くし、テーブル等の下に入り、ヘルメットを着用する初期行動)を約1分間行い、その後、避難所へ移動する流れでした。

今回は、市の労災担当者から、まず地震災害について説明がありました。堺市のハザードマップによると、泉北地域で想定されている地震は、大阪上町台地にある断層帯による直下型地震と、南海トラフによる海溝型地震の2種類であるとのことでした。泉北地域の想定震度は6弱とされていますが、実際にはそれ以上を想定して備える必要があり、公助だけに頼らず、発災時の備えとして3日分ではなく、1週間分の備蓄を日頃から行うことが重要だというお話でした。

阪神・淡路大震災や能登半島地震では、インフラが機能不全に陥り、支援が大幅に遅れた事例もあるとのことです。

その後、AEDの使用方法と心肺蘇生法についての説明がありました。胸骨部分に手のひらを当てて行う心臓マッサージの方法や、最近は救急車を呼ぶとレスキュー隊員が同行することなども教えていただきました。

さらに、マンホールに設置する仮設の水洗トイレ(5か所)の確認や、防災倉庫の見学も行いました。

若松台小学校5年生の総合学習【防災について】として、体育館の壁に掲示されていた展示も見学しました。○×形式のクイズでは、例えば「避難所にペットの同伴は可能か」という問いがあり、答えは「×」でした。避難所の衛生管理やアレルギーへの配慮、環境対策などが理由ですが、一方で介助犬や盲導犬など、必要とする障害当事者がいることも考慮すべきだと感じました。

今回私は、市が発行している雑誌『安心の第一歩 要配慮者・避難行動要支援者の支援に向けて』を自治会の世話人や会長さんにお見せし、内容を説明した上で、この冊子を各自治会に配布してもらえないか提案しました。先方からは快諾をいただきました。

少しでも障害者の存在を理解していただき、それに基づいた訓練を行っていただければと思います。

車椅子利用者の目線で防災を考える

カテゴリー:イベント / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2026.02.25

2025年3月9日、南区で私が居住している泉北ニュータウン内の小学校校区で行われた防災訓練に参加しました。その模様と、自宅から指定避難場所へのルート確認、バリアフリー状況を検証しました。

以前、当ブログで当事者部会委員がバリアフリーの検証や選挙投票所(小学校)の様子を記事にしていましたが、今回はそれを踏まえ、要配慮者・避難行動要支援者(障害当事者)への災害時支援を改めて検証しようと思いました。

今回は、南海トラフ地震が想定されている場所で地震が発生したと仮定し、指定避難場所へ避難する訓練でした。事前に登録したメールに防災情報が共有され、訓練が開始しましたが、当日、実際に参加した要配慮者・避難行動要支援者は私以外に誰もおらず残念でした。校区の自治会報やチラシが各家庭に配布されているはずですが…?というのが率直な感想でした。訓練の参加の義務付けが必要ではないでしょうか。個人レベルでは対策していると思いますが、自治体・行政レベルではいまだに課題があります。(例えば、ヘルパーさんや訪看さんが支援中に災害が発生した場合、事業所単位の対応・判断になるが、訓練の参加の必要性等)

特に泉北ニュータウン地域のように様々な住区(府営団地、公社団地、民間マンション、社宅、戸建住宅)があり、それぞれ自治会が存在していますが、特に連携(横のつながり)が必要な大規模災害については?警察は定期的に各住戸(団地、マンション等)への居住者確認のために巡回していますが、各住戸の自治会へのフィードバックも含めて不十分だと感じます。実際、停電になった際の暗闇を体験するために体育館の講堂裏へ向かいましたが、その際は車いすを4、5人に抱えてもらい、狭い階段を上がりました。ポールを車いすに固定して、御輿のように担ぐ等のより簡易な方法も考えられると思いますが、地域の障害当事者の参加が無ければ、健常者も支援方法が分からないです。例えば、津波想定地域だといかに早く高台や上流地区へ避難できるか?ですから。堺市では健康福祉局 生活福祉部 地域共生推進課でリーフレット、ハンドブックを作成しています。(安心の第一歩〜要配慮者・避難行動要支援者の支援に向けて〜)

 

最後に、私の団地から避難場所(小学校)までのルートを写真で紹介します。

  • 1〜3:@AB
  • 直接、緑道へスロープで出られますが、視覚障害の方は点字ブロックがないため、手すり頼りになってしまう。大雨災害時は、ウォータースライダーのように雨が流れる場合があります。排水溝があるが、草、落ち葉が溝に詰まった場合を考えていただきたいです。

 

  • 4〜5:CD上記スロープを降りて、緑道へ降りるとすぐに石ブロックの道があり、車いすの前輪キャスターが石の隙間に引っかかると転倒する危険があります。Dは避難場所の小学校の通用正門ですが、緑道側の緑石との段差がおよそ7センチのため、ギャッチアップしないと上がれません。この経路が体育館までの最短での経路ですが…ここにスロープが欲しいところです。

 

  • 6〜7:EF上記から迂回して、子ども園側の正門へ(自家用車や施設の送迎車はこの正門から入ります。)Fから体育館に向かいますが、矢印部分には段差があるので、なるべくフラットな部分を選んで進みます。教室側が解放されていれば、通路伝いに移動することができます。

 

  • 8G体育館の写真です。教室側も含めて両側にスロープがあります。トイレは多機能ではなく、男女別のトイレのみなので、おそらく仮設トイレが設置されると思いますが、各避難場所の仮設トイレの設置情報(実際の設置状況や設置数、車いす対応等)、薬・オムツの数(備蓄数)

 

  • 9〜10:HI即席担架の作り方講習、クイズ形式での地震災害時の対応の様子。

 

現在、小・中・高のバリアフリー化へ向けてガイドラインが設定されていますが、防災面においては、市と大阪府共同で進めてほしいですし、上記要支援、要配慮が必要な人達に向けては最新の情報と避難所の環境を示していただきたいです。

 

 

 

 

障害当事者部会交流会に参加して

カテゴリー:イベント / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2025.12.16

交流会当日は雨が降る秋の寒い日ではありましたが、17名の参加がありました。
コロナ禍以降、久し振りに開催された昨年に引き続き、今年も参加される方もおられました。
昨年は、交流会初参加ではありましたが、司会の役目をさせていただきました。自分なりに全体の流れや反応を見ながら進行し、とても貴重な経験ができました。
交流会では参加されている当事者が主役であり、意見や思いを引き出し、お話してすっきりして帰っていただくことを大切にしました。
交流会に参加して良かったと思ってもらえるように一人一人と丁寧に関わらせていただき、ファシリテーターの役割をさせていただきました。
交流会へ参加されたきっかけは、堺の広報、事業所からのお知らせ、昨年に引き続きの参加と様々でした。とても主体的に発言されている姿にパワーや沢山の学びをいただき、とても貴重なお時間を過ごさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいでした。
自分を必要とされていることも、自立につながる大切なことだとお話されていたことが印象に残りました。
私を必要とされる場所が当事者部会となるよう、今後も研鑽していきたいと強く思いました。

 

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