堺市障害当事者部会のブログ

堺市障害当事者部会での防災について

カテゴリー:イベント / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2025.02.18

阪神・淡路大震災から2025年1月で30年を迎えます。東日本大震災から2025年3月で14年を迎えます。能登半島地震から2025年で1年を迎えます。

日本各地で発生した震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく御冥福をお祈り申し上げます。
堺市障害者自立支援協議会 障害当事者部会では「障害者の防災」について協議しています。
いざ震災が起こった場合を想定し、避難する学校はどこか?防災グッズを持っているか?など障害種別を超えて意見交換をしております。
身体障害者の方々はトイレや避難所での暮らしに大きな不安を抱いています。避難所で障害者や高齢者が孤立しない様に堺市は「福祉避難所」を設置する事になっております。
障害当事者部会では防災について協議し、いつ起こるか分からない震災を想定して話し合いを進めています。

この震災を語り継ぐこと、そして今、何を願い、何を祈り、これからの日々、これからの10年でどう行動するかがとても大切な事だと思います。
人々がいがみあったり、自分のことだけを考えたりするのではなく「人と人とが思い合うこと」「助け合うこと」で、“生きる力”を取り戻していった被災地の皆さんの姿から、困難を乗り越える力を私たちは学びました。

堺市障害当事者部会ではこれからも障害者の防災について協議し、震災時に全ての人の命を守る為これからも障害者の防災について話し合いを重ねて参ります。

最後になりましたが震災で被害にあわれた方々、そして被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 

堺市障害当事者部会 部会長 北村和孝

 

 

 

 

年忘れフリートーク

カテゴリー:イベント / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2025.02.13

12月、今年最後の定例会議は、年忘れフリートークということで、2024年の振り返りを皆で話し合おうと始まりましたが、
委員達の目はすでに2025年にこの当事者部会で何を話し合っていこうかに向けられていました。
確かに当事者交流会を5年ぶりに再開した2024年は、元日に能登半島地震が起こり、障害者の防災・避難問題に再び直面し、
障害者差別解消法が改正され、民間の事業所・お店などにも合理的配慮が義務づけられ、また旧優生保護法のもとで障害などを理由に不妊手術を強制された人たちが国を訴えた裁判の判決で、最高裁は旧優生保護法は憲法違反だとし、ようやく救済の道が開かれました。当事者部会でもたびたび取り上げられる優生思想やヘルパー不足問題などもまだまだ道半ばです。

2025年はこれらの積み残したいろいろな課題を話し合い、当事者部会として何ができるか皆で考えて行きたいと思います。

 

障害当事者交流会2024

カテゴリー:イベント / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2024.12.17

10月23日、泉ヶ丘の国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)大研修室において、
コロナ禍で開催できなかった障害当事者交流会を5年ぶりに開催いたしました。当事
者部会委員も久しぶりにほぼ全員集合し、19人の堺市内在住の障害当事者にご参加い
ただきました。障害当事者部会部会長のあいさつ、障害当事者部会の説明に続いて、
6名ほどのグループに分かれ、「堺でのくらしはどうですか?〜自分らしく生きる
ために〜」という今回のテーマに沿って、堺市の良いところ・悪いところ、最近多発
している災害に対する備えについて、そして日々の楽しみや趣味について熱く語って
いただき、大変有意義な時間を過ごしました。その中で交通のバリアフリーの問題、
ヘルパー不足など部会でも話し合われている課題が出た一方で、盲導犬の理解が進ん
でいないなど視覚障害のある方がまさに直面している課題も挙げられていました。
 委員にとっても交流会は、様々な年齢、障害種別・程度、生活や活動など様々な障
害者の課題を知ることができるとても貴重な機会です。来年度以降も続けて開催して
いきたいと思います。

 

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