堺市障害当事者部会のブログ

ヘルプマークについて

カテゴリー:バリアフリー情報 / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2018.06.24
最近少しずつ広まっているヘルプマークを少し取り上げておきます。このマークは障害があるけれども外から見えにくい方が周囲から支援や介助を受けやすくする目的で作られたものです。これをかばんなどの見えるところに付けておくことで、まわりの人にいすをゆずってもらったり、道を教えてもらったり、難しいことを手伝ってもらったりするきっかけを作るものです。これは障害当事者にとって重要なマークであるのと同時に、社会の人たちにこんなマークがあってこんな役割を果たしているよということを知ってもらうことが大事です。ヘルプマークは市役所、区役所などで配布しています。

 

 

 

 

 

 

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いざ投票へ

カテゴリー:バリアフリー情報 / スタッフ:スタッフ / 掲載日:2015.04.21

 昨年度の障害当事者部会で2回取り上げられた投票所のバリアフリー・合理的配慮問題。どのように改善されたかを確認するため、統一地方選挙の投票に地域の小学校へ行ってきました。

自宅から小学校はほぼ1km、電動車いす自走で難なく到着。校舎にはきちんとスロープが付いています。エレベータはなさそうでしたが・・・。
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投票所である体育館は、以前は横にあるスロープと少し高めの段差を越えて中に入るルートで、重い電動車いすだと何人かの助けが必要なバリアがありましたが、今回は正面の階段に即席にも見える板製のスロープが設置されており、助けなしで館内に入ることができました。スロープはやや傾斜はきつめですが、自走で昇ることはできます。
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投票所内は一人係員がついてくれ、投票用紙の取り回しなど介助をしてくれました。簡単に投票も終えこの少し急なスロープを降りて帰宅の途につきました。

確かに多くの車いすの方とすれ違いましたので、車いす利用の障害者にとってはかなりきめ細やかな配慮がなされていると感じましたが、やや動線がわかりにくいことや人の目が結構集中するので落ちつかなさを感じるところもあり、知的障害や精神障害のある人には少しつらいのではないかと思います。今後も着実な改善を期待したいところです。(茅原)

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