堺市障害当事者部会のブログ
竹山堺市長、当事者部会に来たる!
本日の例会は、来年4月に施行される障害者差別解消法について、委員間の情報共有ということで簡単な勉強会を行いました。障害者差別とは何か、合理的配慮とは?、専門的なことはともかくとして、法律がスタートしてから大事なのは障害者自身の目であり、差別を解消するためには障害当事者のチェックが不可欠だと確認しました。
そして、後半は竹山修身堺市長が当事者部会を訪問くださり、交流会となりました。当事者部会がどのような経緯で誕生し、8年間の活動の歴史を前田部会長が説明し、ブログの写真でその活動の一端を観ていただきました。そして、委員一人ひとりが当事者部会や堺に対する熱い思いを語り、竹山市長にもその熱さを受け止めていただけたと思っています。竹山市長からも前向きな言葉をいただき、また当事者部会の活動やこれからに応援のエールもいただきました。障害のある人だけでなく、すべての人が輝ける街、堺にしてほしいと思います。良い交流会になりました。
平成27年度スタート
いよいよ平成27年度の当事者部会スタートです。今年度もいろいろなことを話し合い、障害についての理解を深めていきたいということで、今日の定例会はさっそく9月に開催予定の交流会についてのテーマについての企画会議となりました。障害があっても住み慣れた地域に暮らすという基本に立ち返り、来年施行される障害者差別解消法にもからめたものをという各委員の意見が出され、その方向でテーマは決まりました。いずれ広報等に参加募集が掲載されますので、皆さまお楽しみに。多数の参加をお待ちしています。
いざ投票へ
昨年度の障害当事者部会で2回取り上げられた投票所のバリアフリー・合理的配慮問題。どのように改善されたかを確認するため、統一地方選挙の投票に地域の小学校へ行ってきました。
自宅から小学校はほぼ1km、電動車いす自走で難なく到着。校舎にはきちんとスロープが付いています。エレベータはなさそうでしたが・・・。
投票所である体育館は、以前は横にあるスロープと少し高めの段差を越えて中に入るルートで、重い電動車いすだと何人かの助けが必要なバリアがありましたが、今回は正面の階段に即席にも見える板製のスロープが設置されており、助けなしで館内に入ることができました。スロープはやや傾斜はきつめですが、自走で昇ることはできます。
投票所内は一人係員がついてくれ、投票用紙の取り回しなど介助をしてくれました。簡単に投票も終えこの少し急なスロープを降りて帰宅の途につきました。
確かに多くの車いすの方とすれ違いましたので、車いす利用の障害者にとってはかなりきめ細やかな配慮がなされていると感じましたが、やや動線がわかりにくいことや人の目が結構集中するので落ちつかなさを感じるところもあり、知的障害や精神障害のある人には少しつらいのではないかと思います。今後も着実な改善を期待したいところです。(茅原)
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